LIPS and Teeth 牛込歯科

エラボトックスの頬こけは治る?回復までの期間と原因・対処法を歯科医師が解説

「エラボトックスを受けたら頬がこけてしまった」「このまま戻らなかったらどうしよう」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、エラボトックスによる頬こけは、多くの場合は時間の経過とともに自然に治っていきます。ただし、回復までには一定の期間がかかり、原因によっては治りにくいケースもあります。

この記事では、エラボトックスの頬こけが治るまでの期間や原因、こけやすい人の特徴、予防法を歯科医師の立場から解説します。新宿でエラボトックスを検討している方や、頬こけが気になっている方もぜひ参考にしてください。

エラボトックスの頬こけは治る?基本の考え方

多くの場合は時間の経過とともに自然に治る

エラボトックスによる頬こけは、多くの場合、時間の経過とともに自然に回復していきます。これは、エラボトックスの効果が永久ではなく、薬剤の作用が薄れるにつれて咬筋の活動が徐々に戻っていくためです。

咬筋の活動が戻ると、過度に縮小していた筋肉のボリュームも回復し、頬こけの状態が和らいでいきます。「このまま戻らないのでは」と心配される方も多いですが、焦らず経過を見守ることが大切です。

自然に治るまでの期間の目安(半年ほど)

エラボトックスによる頬こけが自然に回復するまでの期間は、半年ほどが一つの目安とされています。エラボトックスの効果の持続期間が一般的に3〜6ヶ月程度であるため、効果が薄れていく過程で咬筋のボリュームが戻り、頬こけも改善していきます。

施術後の最初の数週間は腫れやこけが目立つこともありますが、多くは時間とともに落ち着いていきます。経過には個人差があるため、不安な場合は施術を受けた医療機関に相談しましょう。

治りにくいケースもある

一方で、頬こけが治りにくいケースもあります。注入量が過剰だった場合や、もともと頬の脂肪が少ない痩せ型の方は、自然に戻るまでに時間がかかる傾向があります。

頬こけがなかなか改善しない場合は、原因によって対処法が変わるため、自己判断せずに医師に相談することが大切です。

エラボトックスで頬こけが起こる原因

注入量が多すぎた

エラボトックスによる頬こけの主な原因の一つが、注入量が多すぎたことです。ボツリヌストキシンは筋肉の働きを抑える作用があるため、過剰に注入すると咬筋が過度に縮小し、顔のボリュームが減って頬がこけたように見えることがあります。

エラボトックスは「たくさん打つほど効果が高い」というものではなく、咬筋の状態に合った適量を注入することが、頬こけを防ぐうえで重要です。

注入する範囲が広すぎた

注入する範囲が広すぎることも、頬こけの原因になります。咬筋だけでなく、隣接する頬の筋肉にまで薬剤が作用してしまうと、頬のボリュームが減少し、こけたように見えやすくなります。

咬筋と周囲の筋肉の境界を正確に理解した上で、適切な範囲に注入することが、頬こけを避けるために大切です。

元々頬の脂肪が少なかった

施術前からもともと頬の脂肪が少なかった場合、エラボトックスで咬筋が縮小したことで、もともとあった頬のこけが目立ちやすくなることがあります。この場合、エラボトックスが直接の原因というより、もともとの顔の状態が施術によって表面化したと考えられます。

そのため、施術前に頬の脂肪量や顔全体のバランスを確認しておくことが重要です。

エラボトックスで頬こけしやすい人の特徴

痩せ型・頬の脂肪が少ない人

痩せ型の方や、もともと頬の脂肪が少ない方は、エラボトックスで咬筋が縮小すると頬こけが目立ちやすい傾向があります。脂肪によるボリュームが少ないため、筋肉が小さくなった影響が表面に現れやすいためです。

このような方は、注入量を慎重に調整する必要があります。

頬骨が目立つ・骨格がシャープな人

頬骨が目立つ方や、骨格的にシャープな顔立ちの方も、エラボトックス後に頬こけが目立ちやすいとされています。咬筋のボリュームが減ることで、骨格の凹凸がより強調されてしまうことがあるためです。

施術前に顔全体のバランスを医師に確認してもらうことが大切です。

加齢でボリュームが減っている人

加齢によって顔の脂肪や筋肉のボリュームが自然に減っている方も、エラボトックス後に頬こけが目立ちやすい傾向があります。年齢を重ねた顔は、もともとのボリュームが減少していることが多いためです。

こうした方は、咬筋の状態だけでなく顔全体のボリュームバランスを考慮した施術が求められます。

エラボトックスの頬こけが治るまでの過ごし方と対処法

まずは焦らず経過を見守る

エラボトックスによる頬こけが気になっても、多くの場合は時間とともに自然に回復していきます。施術直後やしばらくの間は変化が目立つこともありますが、効果が薄れるにつれて咬筋のボリュームが戻り、頬こけも和らいでいきます。

まずは焦らず、数ヶ月単位で経過を見守ることが大切です。不安な場合は施術を受けた医療機関に相談しながら経過を確認しましょう。

自然に治らない場合に検討できる対処

半年ほど経過しても頬こけが改善しない場合や、こけが気になり続ける場合は、原因に応じた対処を検討することになります。頬のボリューム不足が原因の場合は、ボリュームを補う施術が選択肢になることもあります。

ただし、対処法は頬こけの原因によって異なるため、まずは医師に相談して原因を見極めてもらうことが大切です。

自己判断で追加注入をしない

頬こけが気になるからといって、自己判断で別の部位に追加でボトックスを注入することは避けましょう。原因を正しく把握しないまま追加施術を行うと、かえって顔のバランスが崩れる可能性があります。

頬こけへの対処は、必ず医師の診察を受けた上で、原因に応じた方法を選ぶことが重要です。なお、エラボトックスは保険適用外の自費診療です。

歯科医師コメント

エラボトックスの頬こけについて、私が患者さんにお伝えしているのは「多くの場合は時間とともに治っていくので、まずは焦らないでほしい」ということです。効果が薄れれば咬筋のボリュームも戻り、頬こけも和らいでいくのが一般的です。

ただ、頬こけは起きてから対処するよりも、そもそも起こさない工夫のほうがずっと大切だと考えています。頬こけの多くは注入量や注入範囲が咬筋の状態に合っていないことで起こります。私たち歯科医師は、日頃から咬筋や口周りの筋肉、その境界を診ているため、頬の筋肉に影響しないよう適切な範囲・量で注入することを大切にしています。

さらに当院では咬筋力を数値化できる機器を使い、その方の咬筋の状態に合った適量を見極めています。頬こけが心配な方こそ、施術前に咬筋の状態を診させてください。


Lips and Teeth Dental 牛込歯科 院長 康 明実 (昭和大学歯学部卒/ニューヨーク大学歯学部審美歯科 臨床研修)

エラボトックスの頬こけを防ぐために大切なこと

咬筋の状態に合った適切な注入量

頬こけを防ぐうえで最も大切なのは、咬筋の状態に合った適切な注入量を見極めることです。過剰な注入は咬筋を縮小させすぎて頬こけを招くため、その方の咬筋の発達度合いに合った量を注入する必要があります。

感覚だけに頼らず、咬筋の状態を客観的なデータで把握できると、過不足のない注入がしやすくなります。

咬筋と頬の筋肉の境界を理解した施術

頬こけは、咬筋だけでなく隣接する頬の筋肉にまで薬剤が作用することでも起こります。咬筋と周囲の筋肉の境界を正確に理解した上で、適切な範囲にのみ注入することが、頬こけを防ぐために重要です。

口周りの筋肉の構造に精通した施術者が、的確な部位・範囲に注入することで、頬への影響を抑えやすくなります。

施術前のカウンセリングと測定

頬こけを防ぐためには、施術前のカウンセリングで頬の脂肪量や顔全体のバランス、咬筋の状態を確認しておくことが大切です。痩せ型の方や頬骨が目立つ方など、頬こけしやすい特徴がある場合は、注入量を慎重に調整する必要があります。

事前に咬筋の状態を測定しておくことで、リスクを抑えた施術につながります。

新宿でエラボトックスの頬こけを相談するなら|Lips and Teeth Dental 牛込歯科の特徴

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咬筋測定機器「マイオニクス」で咬筋力を数値化

当院では、咬筋力を客観的に測定できる筋電計「マイオニクス(MyOnyx)」を導入しています。咬筋の活動量をその場で数値化することで、「今どのくらい咬筋が発達しているか」を見える化できます。

この測定により、その方の咬筋の状態に合った適切な注入量を判断しやすくなり、過剰な注入による頬こけのリスクを抑えやすくなります。頬こけが心配な方も、客観的なデータをもとに施術できることが当院の大きな強みです。

口周りの筋肉に精通した歯科医師による施術

当院では、口周りの筋肉や顎の動きを日頃から診ている歯科医師が施術を行います。咬筋と頬の筋肉の境界や構造を理解しているため、頬の筋肉に影響しないよう適切な範囲・量で注入することを心がけています。施術前には頬の脂肪量や顔全体のバランス、咬筋の状態を総合的に確認し、頬こけを抑えたご提案をします。

NYU審美歯科研修で培った審美と機能を両立する視点

院長の康 明実は、昭和大学歯学部卒業後、ニューヨーク大学(NYU)歯学部の審美歯科にて臨床研修を修了しています。見た目の美しさと噛む機能の両立を重視したアプローチを大切にしており、フェイスラインを整えながら顔全体のバランスや咀嚼への影響も考慮した施術プランをご提案します。

まとめ|エラボトックスの頬こけは多くが治るが予防が大切

エラボトックスの頬こけが治るかについて、ポイントをまとめます。

  • エラボトックスの頬こけは、多くの場合は時間の経過とともに自然に治る
  • 自然に回復するまでの期間の目安は半年ほど
  • 注入量が過剰・範囲が広すぎる・もともと頬の脂肪が少ない場合に頬こけが起こりやすい
  • 痩せ型・頬骨が目立つ・加齢でボリュームが減っている人はこけやすい傾向がある
  • 頬こけが気になっても、まずは焦らず経過を見守ることが大切
  • 自己判断で追加注入をせず、原因を医師に見極めてもらう
  • 頬こけは起きてから対処するより、適切な注入量と範囲で予防することが重要

「頬こけが治るか不安」「頬こけを起こさずにエラボトックスを受けたい」という方は、まず歯科医師による診察と咬筋の測定を受けることをおすすめします。新宿・市谷エリアのLips and Teeth Dental 牛込歯科では、マイオニクスによる咬筋測定をもとに、頬こけを抑えた施術をご提案しています。

よくある質問(FAQ)

Q. エラボトックスの頬こけはどのくらいで治りますか?

エラボトックスによる頬こけは、多くの場合、半年ほどかけて自然に治っていきます。エラボトックスの効果の持続期間が一般的に3〜6ヶ月程度であるため、効果が薄れるにつれて咬筋のボリュームが戻り、頬こけも和らいでいきます。施術後の最初の数週間は目立つこともありますが、焦らず経過を見守ることが大切です。回復の経過には個人差があるため、不安な場合は施術を受けた医療機関に相談しましょう。

Q. エラボトックスの頬こけが治らない場合はどうすればいいですか?

半年ほど経過しても頬こけが改善しない場合は、注入量が過剰だった、もともと頬の脂肪が少ないなど、いくつかの原因が考えられます。頬こけが治らない場合は原因によって対処法が変わるため、自己判断せず医師に相談することが大切です。頬のボリューム不足が原因の場合は、ボリュームを補う施術が選択肢になることもあります。まずは原因を見極めてもらいましょう。

Q. 頬こけが治るのを待つ間、追加で打っても大丈夫ですか?

頬こけが気になるからといって、自己判断で別の部位に追加でボトックスを注入することはおすすめできません。原因を正しく把握しないまま追加施術を行うと、かえって顔のバランスが崩れる可能性があります。頬こけへの対処は、必ず医師の診察を受けた上で、原因に応じた方法を選ぶことが重要です。頬こけが治るまでの過ごし方についても、医師に相談しながら進めましょう。

Q. エラボトックスの頬こけを防ぐ方法はありますか?

エラボトックスの頬こけを防ぐには、咬筋の状態に合った適切な注入量を見極めること、咬筋と頬の筋肉の境界を理解した範囲に注入することが大切です。また、施術前のカウンセリングで頬の脂肪量や顔全体のバランス、咬筋の状態を確認しておくことも重要です。痩せ型の方や頬骨が目立つ方など頬こけしやすい特徴がある場合は、注入量を慎重に調整する必要があります。咬筋の状態を客観的に測定できると、より頬こけを抑えた施術につながります。

Q. 新宿でエラボトックスの頬こけを相談できる歯科医院はありますか?

はい、Lips and Teeth Dental 牛込歯科(東京都新宿区市谷薬王寺町)では、エラボトックスの頬こけに関するご相談を承っています。当院では咬筋力を数値化できる「マイオニクス」を導入し、咬筋の状態に合った適量注入を行うことで、頬こけのリスクを抑えた施術を心がけています。口周りの筋肉に精通した歯科医師が、咬筋と頬の筋肉の境界を理解した上で施術しますので、「頬こけが心配」「頬こけが治るか不安」という方もお気軽にカウンセリングへお越しください。

 

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