エラボトックスのダウンタイムはどれくらい?症状・期間・正しい過ごし方を歯科医師が解説
「エラボトックスを受けたいけれど、ダウンタイムが心配」「腫れたり内出血したりして、仕事に影響しないかな」と不安に思う方は少なくありません。
結論からお伝えすると、エラボトックスのダウンタイムは比較的短く、多くの場合は数日程度で落ち着きます。ただし、起こりうる症状やその期間、施術後の過ごし方を正しく理解しておくことで、安心して施術に臨むことができます。
この記事では、エラボトックスのダウンタイムの期間・起こりうる症状・正しい過ごし方を歯科医師の立場から解説します。口周りの筋肉に精通した歯科医師が施術することでダウンタイムを抑えやすい理由についても触れていきます。新宿でエラボトックスをお考えの方もぜひ参考にしてください。

エラボトックスのダウンタイムの期間はどれくらい?
一般的なダウンタイムの目安は数日程度
エラボトックスは注射による施術のため、メスを使う美容整形と比べてダウンタイムが短い傾向があります。一般的には施術後2〜3日程度、長引いた場合でも1週間ほどで気になる症状が落ち着いてくるとされています。
注射針による小さな針穴は残りますが、ごく小さなもので、多くの場合は当日〜翌日には目立たなくなります。症状の出方には個人差があり、まったく症状を感じない方もいれば、数日間軽い違和感が続く方もいます。
症状別・落ち着くまでの期間の目安
エラボトックスのダウンタイムに起こりうる症状は、それぞれ落ち着くまでの期間が異なります。注射部位の赤みや軽い膨らみは数時間から1日程度、腫れは2〜3日程度が目安です。内出血が出た場合は1〜2週間ほどで自然に消えていくことが一般的です。
噛みにくさや噛み疲れといった咬筋特有の症状は、効果が安定する2週間ほどで落ち着いてくることが多いとされています。症状が長引く場合や強い違和感がある場合は、施術を受けた医療機関に相談しましょう。
効果が見た目に現れるまでの期間との違い
ダウンタイムと混同されやすいのが「効果が現れるまでの期間」です。エラボトックスは咬筋の動きを徐々に抑え、筋肉のボリュームが少しずつ減っていくことで小顔効果が現れます。
そのため、ダウンタイムが落ち着いた後も、見た目の変化を実感できるまでには1ヶ月程度かかることが多いです。「ダウンタイムが終わったのに変化がない」と焦る必要はなく、筋肉がゆっくり変化していく過程を待つことが大切です。
エラボトックスのダウンタイムに起こりうる症状
注射部位の腫れ・赤み・膨らみ
施術直後は、注射した部位にわずかな膨らみや赤みが出ることがあります。これは薬剤を注入したことによる一時的なもので、多くの場合は数時間から1日程度で落ち着きます。
注射による刺激で軽く腫れる場合もありますが、2〜3日程度で徐々に治まることが一般的です。まれに薬剤の成分によるアレルギー反応として、かゆみや赤み、腫れが出ることがあります。症状が長引く場合は医療機関に相談してください。
内出血
注射針が細い血管に触れると、針を刺した箇所に内出血が出ることがあります。エラボトックスで使用する針は細いため内出血が生じることは比較的少ないとされていますが、体質や血管の位置によっては出ることもあります。
内出血が出た場合でも、多くは小さな点状のもので、1〜2週間ほどで自然に消えていきます。メイクでカバーできる程度のことがほとんどです。
痛み・違和感
施術中は注射針が刺さるときや薬剤が注入されるときに痛みを感じることがありますが、エラボトックスはほかの部位と比べて強い痛みが出にくいとされています。施術後にも軽い痛みや違和感が残る場合がありますが、時間の経過とともに和らいでいきます。
数日経っても痛みが続く場合は、施術を受けた医療機関に相談することをおすすめします。
一時的な噛みにくさ・噛み疲れ
エラボトックスは咬筋(噛むときに使う筋肉)に作用するため、効果が出始める時期に一時的に硬いものが噛みにくく感じたり、噛み疲れを感じたりすることがあります。これは咬筋の働きがやわらいでいる過程で起こる一時的な変化で、多くの場合は効果が安定するにつれて落ち着いていきます。
歯科の視点では、この咀嚼機能への一時的な影響を見越して注入量を調整することが重要です。日常生活に支障が出るほどの噛みにくさが続く場合は、注入量や注入部位の見直しが必要なこともあるため、医師に相談しましょう。
バルジング(食事中に膨らむ現象)
エラに注入した際、食事中に咬筋の一部がポコポコと膨らんで見える「バルジング」という現象が起こることがあります。これは咬筋の深い部分にのみ薬剤が作用し、全体に均一に効いていない場合に生じやすいとされています。
多くは2週間ほどで落ち着きますが、それを過ぎても続く場合は追加の注入を検討することがあります。咬筋の厚みや構造を理解した上で適切な深さ・範囲に注入することが、バルジングを防ぐポイントです。
エラボトックスで知っておきたいリスクと注意点

たるみ・頬こけが起こる可能性
もともと咬筋が大きく発達している方に過剰な量を注入すると、咬筋が小さくなりすぎて皮膚が余り、たるみとして目立つ可能性があります。また、咬筋が過度に発達していない方に多く注入すると、頬がこけて見えることがあります。「エラボトックスでたるむ・こける」という情報は、適切な量を超えた場合に起こりやすいもので、すべての方に当てはまるわけではありません。
顔の引きつり・表情の違和感
エラの張りに対して注入量が多すぎると、咬筋が過度に萎縮し、表情が固く見えたり引きつったように感じたりする可能性があります。咬筋の状態を正確に診断した上で適量を注入することが、こうした違和感を避けるために重要です。
注入量が多すぎる場合のリスク
これらのリスクの多くは、注入量が過剰だったり、咬筋の状態に合っていなかったりした場合に高まります。エラボトックスは「たくさん打つほど効果が高い」というものではなく、その方の咬筋の発達度合いに合った適量を見極めることが、ダウンタイムやトラブルを抑える鍵となります。
エラボトックスのダウンタイムの正しい過ごし方
施術直後〜当日の過ごし方
施術当日は、患部を強くこすったり圧迫したりしないように注意しましょう。洗顔やメイクは当日から可能なことが多いですが、注射部位をゴシゴシ擦るのは避けてください。就寝時にうつ伏せや横向きで寝ると患部を圧迫してしまうため、できるだけ仰向けで寝ることをおすすめします。
体温を上げる行為を控える(運動・サウナ・飲酒)
施術後しばらくは、激しい運動・サウナ・岩盤浴・長時間の入浴・飲酒など、体温を大きく上げる行為は控えることが一般的に推奨されています。これらは腫れや内出血を悪化させたり、効果に影響したりする可能性があるためです。
入浴については、湯船に長時間浸かるのを避け、当日はシャワー程度にとどめると安心です。施術後の過ごし方の詳細は、施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
患部を触らない・刺激しない
施術後にマッサージなどで患部を強く揉むと、薬剤が周囲の意図しない筋肉に広がり、表情の違和感などにつながる可能性があります。施術後しばらくは患部を触ったり揉んだりしないようにしましょう。
スクラブ洗顔など刺激の強いケアも、患部が落ち着くまでは控えることをおすすめします。
歯科医師コメント
エラボトックスのダウンタイムについて、私が患者さんにお伝えしているのは「正しい知識を持っておけば、過度に心配する必要はない」ということです。多くの症状は一時的で、数日から2週間ほどで落ち着いていきます。
一方で、ダウンタイムやトラブルの出方は、注入量や注入する深さ・部位の精度に大きく左右されます。エラボトックスが作用する咬筋は、噛む・かみ合わせる・顎を動かすといった機能に深く関わる筋肉です。私たち歯科医師は、日頃から口周りの筋肉や顎の動き、かみ合わせを診ているため、咬筋の構造を踏まえて適切な深さ・量で注入することを大切にしています。これがバルジングや過度な噛みにくさといったトラブルを抑えることにつながると考えています。
さらに当院では咬筋力を数値化できる機器を使い、その方の咬筋の状態を客観的に把握した上で注入量を決めています。「ダウンタイムが不安」という方こそ、まずは咬筋の状態を診させてください。
Lips and Teeth Dental 牛込歯科 院長 康 明実 (昭和大学歯学部卒/ニューヨーク大学歯学部審美歯科 臨床研修)
ダウンタイムやトラブルを抑えるために大切なこと

口周りの筋肉に精通した歯科医師による施術
エラボトックスのダウンタイムやトラブルを抑えるうえで、誰が施術するかは重要なポイントです。咬筋は咀嚼やかみ合わせに関わる筋肉で、その構造や走行、深さを正確に理解した上で注入する必要があります。
歯科医師は、日常的に口周りの筋肉・顎関節・かみ合わせを診察しています。咬筋の解剖学的な構造や機能に精通しているため、狙った深さ・範囲に的確に注入しやすく、薬剤が意図しない筋肉に広がるリスクを抑えられます。これにより、バルジングや過度な噛みにくさ、表情の違和感といったトラブルを軽減し、ダウンタイムを抑えた施術につながりやすくなります。
咬筋の状態に合った適切な注入量
ダウンタイムやたるみ・頬こけといったリスクの多くは、注入量が咬筋の状態に合っていない場合に高まります。咬筋の発達度合いを正確に診断し、その方に合った適量を見極めることが大切です。
感覚だけに頼らず、咬筋の状態を客観的なデータで把握できると、過不足のない注入がしやすくなります。
施術前のカウンセリングと測定の重要性
施術前に丁寧なカウンセリングを行い、咬筋の状態・かみ合わせ・歯ぎしりや食いしばりの有無などを確認することが、ダウンタイムを抑えた満足度の高い施術につながります。疑問や不安は施術前のカウンセリングでしっかり解消しておきましょう。なお、エラボトックスは保険適用外の自費診療です。
新宿でエラボトックスを受けるなら|Lips and Teeth Dental 牛込歯科の特徴

咬筋測定機器「マイオニクス」で咬筋力を数値化
当院では、咬筋力を客観的に測定できる筋電計「マイオニクス(MyOnyx)」を導入しています。咬筋の活動量をその場で数値化することで、感覚に頼らず「今どのくらい咬筋が発達しているか」を見える化できます。
この測定により、その方の咬筋の状態に合った適切な注入量を判断しやすくなり、過剰な注入によるたるみ・頬こけ・引きつりといったリスクを抑えやすくなります。ダウンタイムを抑えた施術を目指すうえで、客観的なデータをもとに施術できることは大きな強みです。
口周りの筋肉に精通した歯科医師による丁寧なカウンセリング
当院では、エラボトックスの施術前に丁寧なカウンセリングを実施しています。咬筋の測定・触診に加え、かみ合わせ、歯ぎしり・食いしばりの有無、顎関節の状態などを総合的に確認します。口周りの筋肉や顎の動きを日頃から診ている歯科医師だからこそ、咬筋の構造を踏まえた的確な注入でダウンタイムやトラブルを抑えた施術を心がけています。
NYU審美歯科研修で培った審美と機能を両立する視点
院長の康 明実は、昭和大学歯学部卒業後、ニューヨーク大学(NYU)歯学部の審美歯科にて臨床研修を修了しています。見た目の美しさと噛む機能の両立を重視したアプローチを大切にしており、フェイスラインを整えながら咀嚼やかみ合わせへの影響も考慮した施術プランをご提案します。
まとめ|エラボトックスのダウンタイムは正しい知識で乗り切ろう
エラボトックスのダウンタイムに関するポイントをまとめます。
- ダウンタイムの目安は数日程度、長くても1週間ほどで落ち着くことが多い
- 起こりうる症状は腫れ・内出血・痛み・一時的な噛みにくさ・バルジングなど
- 内出血は1〜2週間、噛みにくさやバルジングは2週間ほどで落ち着くことが一般的
- たるみ・頬こけ・引きつりなどのリスクは、注入量が適切でない場合に高まる
- 体温を上げる行為や患部への刺激は施術後しばらく控える
- 咬筋の構造に精通した歯科医師による適量注入が、ダウンタイムを抑える鍵
- 咬筋力を数値化できると、過不足のない注入でリスクを抑えやすい
「エラボトックスのダウンタイムが不安」という方は、まず歯科医師による診察と咬筋の測定を受けることをおすすめします。新宿・市谷エリアのLips and Teeth Dental 牛込歯科では、マイオニクスによる咬筋測定をもとに、ダウンタイムを抑えた施術をご提案しています。
よくある質問(FAQ)
Q. エラボトックスのダウンタイム中に仕事や外出はできますか?
エラボトックスはダウンタイムが比較的短い施術のため、多くの方は施術当日から仕事や外出が可能です。注射部位の赤みや軽い膨らみは数時間から1日程度で落ち着くことが多く、メイクで目立たなくできる程度です。ただし、症状の出方には個人差があり、内出血が出た場合は数日から1〜2週間ほど残ることもあります。大切なイベントがある場合は、余裕を持ったスケジュールで施術を受けることをおすすめします。
Q. エラボトックスのダウンタイムで内出血が出たらどうすればいいですか?
エラボトックスのダウンタイムで内出血が出た場合でも、多くは小さな点状のもので、1〜2週間ほどで自然に消えていきます。気になる場合はメイクやコンシーラーでカバーできる程度のことがほとんどです。内出血部位を強くこすったり揉んだりすると悪化する可能性があるため、刺激を避けてください。範囲が広い場合や長引く場合は、施術を受けた医療機関に相談しましょう。
Q. エラボトックスのダウンタイム中にお酒やお風呂は大丈夫ですか?
エラボトックスのダウンタイム中は、体温を大きく上げる行為を控えることが一般的に推奨されています。飲酒・長時間の入浴・サウナ・激しい運動などは、腫れや内出血を悪化させたり効果に影響したりする可能性があるため、施術後しばらくは避けると安心です。入浴は当日はシャワー程度にとどめるとよいでしょう。具体的な期間は施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
Q. エラボトックスのダウンタイム中に噛みにくいのは大丈夫ですか?
エラボトックスのダウンタイム中に一時的に硬いものが噛みにくく感じたり噛み疲れを感じたりするのは、咬筋の働きがやわらいでいる過程で起こる一時的な変化です。多くの場合は効果が安定する2週間ほどで落ち着いていきます。ただし、日常生活に支障が出るほど強い噛みにくさが続く場合は、注入量や部位の調整が必要なこともあるため、施術を受けた歯科医師・医療機関に相談してください。
Q. 新宿でエラボトックスのダウンタイムについて相談できる歯科医院はありますか?
はい、Lips and Teeth Dental 牛込歯科(東京都新宿区市谷薬王寺町)では、エラボトックスのダウンタイムに関するご相談を承っています。当院では咬筋力を数値化できる「マイオニクス」を導入し、口周りの筋肉に精通した歯科医師が咬筋の状態に合った適量注入を行うことで、ダウンタイムを抑えた施術を心がけています。「腫れや内出血が不安」「噛みにくくならないか心配」という方も、お気軽にカウンセリングへお越しください。
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