私たちは、初めて会う人を前にした時、まずどこを見るのでしょうか？初めに目が行くのがお相手の「目」、次に「口元」だと言われています。開いた口元から輝くような白い歯が除いたその時の印象は、その後の人間関係をも左右してしまうほどにインパクトがあります。

白い歯だと、笑顔になることも増えます。笑顔は相手に好印象や親しみやすさを与えますが、白い歯であることは清潔感や若々しさ、知性までも印象づけてくれます。第一印象を大きく左右する「顔」の中でも、歯は自分次第で美しくすることができ、チャームポイントにできる部位なのです。

しかも、正しく実践すれば、虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを予防して、自分の歯を健康に長持ちさせることにもつながります。歯の白さを保つためのデンタルケアは、まさにいいことづくしなのです。

日本では、どのように歯の白さを保つのかについて、正しい知識をご存じない方がほとんどです。歯の健康を保ちながら「白い歯になるケア」の方法をお伝えしていきたいと思います。

自然な白い歯を維持するデンタルケアの基本は、毎日のブラッシングです。食事が終わったらお皿を洗うのと同じように、付着したステインをしっかり落としてあげるケアが大切です。ところが、自分に合った正しいブラッシングができている方が非常に少ないのです。

歯の汚れを早く落とそうとゴシゴシ、シャカシャカと２〜３本まとめて横磨きしていませんか？ じつはこの磨き方は逆効果です。大きく動かすと歯ブラシの先が細かい部位まで届かず、汚れが取り除けません。さらに圧がかかりすぎることで、歯ぐきを傷つけてしまうオーバーブラッシング（磨きすぎ）になりがちです。

デンタルケアは、ご自宅でのセルフケアと、歯科のプロケアの両立が必要です。歯科医院では、半年〜3ヶ月ごとの定期検診で虫歯や歯周病をチェックし、ステインや歯石を取る専門クリーニングを行います。さらに、磨き残しや歯ブラシ選び、歯並びに合わせた磨き方を指導します。

歯科医院で歯磨き指導を受けて、ご自宅で実践して、ふたたび数ヶ月後の検診でチェックを受けて、間違った歯磨きグセを修正する、そのくり返しで、自分に合った正しい歯磨きを身につけることができるのです。白い歯の維持には毎日のブラッシングは不可欠です。

今より白い歯を目指したい方は、まずは歯のステインや歯石をしっかり落として、本来の歯の白さに戻すことから始めましょう。そのうえで、ホワイトニングでさらに白くするか、元の白さを生かしていくかを歯科医と相談して計画を立てていきます。

白く健康な歯は、1日にして得られるようなものではありません。定期的にお手入れしてこそ、自分色に輝きます。

今よりもっと白い歯を手に入れたいという方には、ホワイトニングをすることを提案します。当院の「トランセントホワイトニング」は一般的なオフィスホワイトニングと違い、薬剤を一切使用しない、歯に優しいホワイトニングです。

従来のホワイトニングは漂白剤で歯を白くする「薬剤漂白方式」でしたが、当院で導入している「トランセントホワイトニング」は、漂白剤は一切使用せず、光の力で歯を白くする「光漂白方式」です。国内認証された医療機器である「医療用高出力パルス青色LED光照射器 CoolBrightトランセントフラッシュ」を使用し、歯の着色を分解します。漂白剤（過酸化物薬剤）不使用ですので、12歳（永久歯）でも問題なくホワイトニングが可能です。

従来のホワイトニングでは、エナメル質の着色（外側部分）のみを取り除いて歯を白くしていましたが、トランセントホワイトニングではエナメル質の着色だけでなく、象牙質の着色（歯の内部の方）も分解して歯を白くします。歯の内部の主な着色物質として「ポルフィリン色素」があります。トランセントホワイトニング「COOLBrightトランセントフラッシュ」では、「高出力ＬＥＤ青色光」によってＯＨ⋆ヒドロキシラジカルがポルフィリン色素と結合して酸化漂白します。ポルフィリンは脱色されて歯の内部着色まで白くなっていきます。

ご自身での日々メンテナンスは最小限、半年から３ヶ月毎の、私たちプロフェッショナルが真の意味でのお手入れをすることで、正しいケアを身につけ、いつまでも若々しく健康なあなたでいられるようにサポートしていきます。素敵な笑顔で一緒に幸せになりましょう。
当院のホワイトニングは、継続的に一緒に歯を育てるシステムです。
一般的な歯の表面だけを白く見せるホワイトニングと違い、歯の内面からキレイに白くし、最終的には歯を白く保ちながら定期メンテナンスで白さやお口の健康を保てるようにして行きます。