「歯を美しく」とは
歯を白く美しくしたいと、たくさんの患者さまが相談やカウンセリングに来られますが、歯を美しくするためにはどうしたら良いかをお教えします。
歯を白く美しくしたいと、たくさんの患者さまが相談やカウンセリングに来られますが、歯を美しくするためにはどうしたら良いかをお教えします。
歯科医師が「肌」から話をすると「え?」と思われてしまうかもしれませんが、歯だけをいくら美しくしても、お肌が粗れていれば美しくは見えません。
歯を白くきれいにすると同時に、自分のお肌や笑顔を美しくする努力や施術を行うことが大切です。
見える上下の8歯だけ白くしても、歯周病だったり口臭がキツかったら美しいと言えるでしょうか?
健康な口腔内の状態をしっかりと維持し、食べること、笑うこと、お口から始まるお腹の中や身体全体が健康であるからこそ本当の美しさは生まれます。
最近では国の方針や健康志向から歯科でも定期検診が普及し、保険診療で虫歯・歯周病の早期発見と治療、歯面清掃が多くの皆さんに定着しつつまあります。
美しく健康な歯と口腔内は医療の面からも情報共有してくれるかかりつけ歯科医を持つことで始まります。
ワンランク上の自由診療メニューの口腔内クリーニングを行っているクリニックもあります。
人によって虫歯菌と歯周病菌の数は違います。口臭の元になるアンモニアの数値や歯茎の状態も違うため、それを知ることで歯ブラシの選び方、ブラッシングや歯磨き粉の選び方の参考になります(お化粧品も自分に合ったものを選びますよね?)
当院でも、初診の方には唾液検査シルハを使って口腔内環境をお伝えしております。
一般的に歯科で行われる歯のホワイトニングは、院内で行うオフィスホワイトニングと、マウスピース型トレーを患者様用にお作りし歯科医師が処方したブリーチング剤をトレーに注入し、定められた時間をご自宅で行うホームホワイトニングに分かれます。
どちらも過酸化水素や過酸化尿素を使用した有髄歯にのみ行える歯の漂白で、オフィスはエナメル質の強度な漂白を目的とし、ホームはエナメル象牙質付近の漂白を目的とするのでホームのほうが自然な歯の色に近い漂白が可能です。
保険内診療の定期検診でスケーラーでの直接手で歯石を除去するタイプや、超音波とお水が出るスケーラーが一般的ですが、EMS社のエアフローはパウダー状の粒子を吹き付けて歯石を除去し、歯周ポケットの隅々まできれいにすることが出来ます。
健康面にも大きく貢献し、当院でもPMTC予防としてメニューを用意させていただいております。
トランセントホワイトニング
日本国内ではまだ数台しかない薬剤なしで光漂白によるエナメル質の着色を分解する国内認証医療機器[CoolBrightエックスリミット]によるホワイトニング。
知覚過敏がある方にも、妊娠中や授乳中、小児にも使用・施術が可能です。
口腔内細菌の殺菌効果もあり、ホワイトニング後の歯石の沈着も抑制します。
M.KANG